2013年5月27日月曜日

8、設備が故障したときの負担を確認する

居抜き店舗には設備がついていることがありますが、実際に設備が故障した場合は誰が修理費用を負担するのでしょう?

これは、必ず確認して契約書にも明確に明記してもらうことです。

居抜き店舗を借りた場合、最初からついている設備なので勝手に「壊れたら大家さんが直してくれる」と思い込んでいる人も中にはいますが、その考えは危険です。

居抜き店舗の設備はそれぞれの物件で条件が違います。そのため、ここでは「〇〇は大家さん、〇〇は借り主」と設備の故障の際の対応については言えません。

ですから、これは店舗を借りる時には必ず確認してください。

中でも、壊れ易く壊れたときに大変なのが「エアコン」です。

最近のお客さんは店に求めるハードルがどんどん上がって来ているので、エアコンが壊れて夏暑かったり、冬寒かったりすればすぐに帰ってしまいます。

すぐに直したいのに、大家さんがなかなか動いてくれなかったりすればお店の営業にとって不利益です。

しかも、エアコンを修理しても直らなかった場合は誰が新しいエアコンを買うのかという話しもあります。

業務用のエアコンって大抵は天井に取り付けるので、お店の人にとっては持って行けない設備なので、自分たちで修理や交換をしたくありません。しかし、大家さんもエアコンのメンテナンスってお金がかかりますし、お店の人が「エアコンの調子が悪いから見てほしい」と言って大家さんが業者に頼むと見に行くだけで費用が発生します。そのため、大家さんもエアコンについてはなるべく自分の責任にしたくないのです。

お店を借りる側としては居抜き店舗を借りるのであれば、エアコンが故障したときの対応などはなるべく大家さんに対応してもらうように契約時に確認して、交渉してみましょう。


エアコンの故障って思わぬ大きな出費になりますよ。

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